Events 近況

2014年12月(その3)

『外交ドキュメント 歴史認識』(岩波新書、2015年)を進めています。

1月20日に刊行予定です。

今年も多くの方々にお世話になりました。

どうか、よいお年をお迎え下さい。

2014年12月(その2)

小川原宏幸ほか『岩波講座 日本歴史 第17巻 近現代3』(岩波書店、2014年12月)が刊行されました。

拙稿「政党内閣、宮中とワシントン体制」が、141-172頁に掲載されています。

こちらにリンクを貼っておきます。

同書では、編集委員の先生方をはじめ、多くの方々にお世話になりました。

2014年12月

拙稿「〈書評〉種稲秀司著『近代日本外交と「死活的利益」──第2次幣原外交と太平洋戦争への序曲』」(『国史学』第214号、2014年)が公表されました。

修正が2カ所でうまく反映されなかったようです。

以下に訂正させていただきます。

    ・119頁上段
     誤:まえがきで
     正:まえがきは

    ・124頁上段
     誤:対照的な接近といえよう
     正:対照的といえよう

2014年11月

外務省編『日本外交文書 昭和期Ⅲ 第3巻 (昭和12-16年 移民問題・雑件)』(外務省、2014年)が刊行されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

これで戦前については、一通り、公刊されたことになるようです。

2014年10月(その2)

徳富蘇峰記念館を訪れました。

記念館は神奈川県二宮町にあり、書簡や色紙、著作などが多く所蔵されています。

西郷隆盛の外套もありました。

記念館の方々に大変にお世話になりました。

こちらにリンクを貼っておきます。

2014年10月

次の拙稿が公刊されました。

「日本の大陸拡張政策と中国国民革命運動」(北岡伸一・歩平編『「日中歴史共同研究」報告書 第2巻 近現代史篇』勉誠出版、2014年)163-195頁

論題は、日中委員間の協議で決まっていたものです。

拙著『日中歴史認識――「田中上奏文」をめぐる相剋 1927‐2010』(東京大学出版会、2010年)でも、日中歴史共同研究について論及させていただきました。

関係各位に深謝申し上げます。

2014年9月(その2)

外務省外交史料館特別展示「マッサン展」を見学いたしました。

日本・スコットランド関係史の一面を展示したものです。

こちらにリンクを貼っておきます。

NHKのドラマも始まるようです。

2014年9月

『毎日新聞』9月9日朝刊の記事に協力しました。

「昭和天皇実録」についてです。

2014年8月(その2)

『東京新聞』8月14日、『中日新聞』8月14日の記事に協力しました。

太平洋戦争中の日ソ外交記録についてです。

2014年8月

高原明生・服部龍二編『日中関係史 1972-2012 Ⅰ 政治』(東京大学出版会、2012年)など全4巻が中国語訳されました。

北京の社会科学文献出版社です。

中国側の事情により、2つの章が削除されました。

いくつか記事のリンクを貼っておきます。

   時事ドットコム

   毎日新聞

2014年7月

東洋英和女学院大学の現代史研究所で講演いたしました。

「中曽根康弘首相の外交思想」というテーマです。

増田弘先生をはじめ、関係各位に大変にお世話になりました。

2014年6月(その3)

6月15日の『北海道新聞』にも書評が掲載されていました。

信田智人先生によるものです。

こちらにリンクを貼っておきます。

深く御礼を申し上げます。

2014年6月(その2)

2つの研究会で、大平正芳について報告させていただきました。

また、6月21日の『図書新聞』で、拙著『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)が書評されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

関係各位に深謝いたします。

2014年6月

6月1日の『日本経済新聞』朝刊23面で、拙著『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)が書評されました。

関係各位に深く御礼を申し上げます。

2014年5月(その2)

5月19日の『四国新聞』朝刊1面コラム「一日一言」で、拙著『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)が紹介されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

共同通信による配信記事のため、他紙にも掲載されたのかもしれません。

関係各位に深謝申し上げます。

〈付記〉

次の紙面でも紹介されました。

   『秋田さきがけ』5月20日朝刊17面コラム「杉」
   『静岡新聞』5月20日朝刊3面コラム「核心核論」
   『佐賀新聞』5月21日朝刊5面コラム「時言」
   『山形新聞』5月22日朝刊6面コラム「時鐘」

2014年5月

5月4日の『読売新聞』で、次の回想録が書評されました。

  長谷川和年/瀬川高央・服部龍二・若月秀和・加藤博章編『首相秘書官が語る中曽根外交の舞台裏――米・中・韓との相互信頼はいかに構築されたか』(朝日新聞出版、2014年)

評者は、橋本五郎特別編集委員です。

「内閣発足直後の電撃的な韓国訪問の舞台裏も薄皮が剝がれるように明らかになっている」などと論じられています。

2014年4月(その5)

『週刊エコノミスト』4月8日号「話題の本」で、次の回想録が書評されました。

   長谷川和年/瀬川高央・服部龍二・若月秀和・加藤博章編『首相秘書官が語る中曽根外交の舞台裏――米・中・韓との相互信頼はいかに構築されたか』(朝日新聞出版、2014年)

「『ロン・ヤス』関係構築の経緯など、表に出ていない歴史的証言が多い」などと論じられています。

2014年4月(その4)

門外漢ながら、常松隆嗣『近世の豪農と地域社会』(和泉書院、2014年)を拝読いたしました。

こちらに出版社のリンクを貼らせていただきます。

豪農だった幣原家などが分析されています。

幣原喜重郎の父、新治郎は旧来型地主の志向と異なり、明治の教育制度下で国家に有用な人材を輩出しようとした点で、新しい地主の姿として捉えられるそうです(308-309頁)。

2014年4月(その3)

拙著『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)が刊行されました。

大平正芳の評伝です。

岩波書店ホームページに目次が記されています。

「理念と外交」は副題ではなく、正題に含まれるようです。

つまり、『大平正芳──理念と外交』のような「──」は不要で、『大平正芳 理念と外交』という書名になるとのことです。

厳密には、『大平正芳 理念と外交』にように、「理念と外交」が小さくなるそうです。

同書では政治家や官僚、新聞記者などにお話を聞かせていただきました。

大平正芳記念館、御遺族をはじめ、多くの方々にお世話になりました。

深く御礼を申し上げます。

先行研究に教わることも大きかったです。

凡例ⅶ頁に書かれていますように、文中の出典では同一姓が複数ある場合、ファーストネームの1字だけを表記しています。

私にとっては初めての表記方法でしたが、岩波現代全書ではそのような要領だそうです。

外務省記録については、以前、マイクロフィルムやCDで公開された史料についても、原本を確認いたしました。

そでの写真は、香川にある大平生誕の地です。

そでというのは、カバーを折り返した部分のことです。

「内閣総理大臣 大平正芳誕生之地 鈴木善幸書」という石碑の隣で写したのですが、サイズの都合から石碑はカットされ、背後には電柱だけが残ってしまいました。

伝記的研究としては、『幣原喜重郎と二十世紀の日本――外交と民主主義』(有斐閣、2006年)『広田弘毅――「悲劇の宰相」の実像』(中公新書、2008年)に続くものとなりました。

あいにくと、『幣原喜重郎と二十世紀の日本――外交と民主主義』(有斐閣、2006年)は、少し前に品切れとなってしまいました。

2014年4月(その2)

拙稿「大平・蒋介石・沈昌煥会談記録――1964年7月」(『外交史料館報』第27号、2013年12月)につきまして、リンクを貼り直しました。

『外交史料館報』第27号は、拙稿に限らず全文が読めるようになりました。

同誌については、大学院生のころから参考にさせていただいております。

バックナンバーは、すべて古本屋で購入しておりました。