Events 近況
2013年11月(その3)
日本防衛学会にて、司会をおおせつかりました。
戦後安全保障・外交史部会で、「『同盟の制度化』と沖縄返還」というテーマでした。
報告者が吉田真吾先生、中島琢磨先生、討論者が栗山尚一大使でした。
こちらにリンクを貼っておきます。
2013年11月(その2)
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『岩波講座 日本歴史 第17巻 近現代3』に向けて、論文を進めています。
大正後期から昭和初期の政治外交史について、研究や史料を読み直しているところです。
近年の傾向として、宮中の動向が精緻にたどれるようになっています。
そのことと、政党政治や対外関係をいかに結び付けて書くべきなのか、悩ましいところですね。
2013年11月
中央大学政策文化総合研究所分科会の主催による研究会にて、次の本を取り上げました。
王雪萍編『戦後日中関係と廖承志――中国の知日派と対日政策』(慶應義塾大学出版会、2013年)
編者の王先生が、対日政策過程における廖班の役割、中国や台湾の史料状況、インタビューなどについて、報告して下さいました。
執筆者の大澤武司先生、山影統先生、杉浦康之先生、井上正也先生も参加して下さり、引き揚げ、LT貿易、東京連絡事務所、自民党親中派などについて、論じられました。
実務に携わった方々からも、有意義なコメントをたまわりました。
会場には、東京大学駒場キャンパスをお借りしました。
2013年10月
東京財団の政治外交検証プロジェクトにて、大平正芳/福永文夫監修『大平正芳全著作集』全7巻(講談社、2010-2012年)を紹介させていただきました。
全巻の構成については、こちらに講談社のリンクを貼っておきます。
今秋は内外の委員などにより、学会には、ほとんど出席できずにいます。
2013年9月(その3)
香川県観音寺市の大平正芳記念館を訪れました。
記念館は旧大平事務所で、遺品や蔵書、写真などが展示されています。
豊浜町の生家跡、キリスト教の洗礼を受けた場所、墓地にも行きました。
墓碑は瀬戸内海を臨んでいます。
豊浜八幡神社、香川県立観音寺第1高等学校には、大平の銅像、胸像がありました。
大平正芳記念館とは別に、豊浜町中央公民館に大平記念館があり、書簡、賞状、勲章、写真などのほか、幼少期に愛用した机が飾られています。
現地では、何人かの方々に案内していただきました。
深く御礼を申し上げます。
観音寺には、母神(はがみ)温泉という温泉もあるのですね。
2013年9月(その2)
リンクケーブルという物をご存じでしょうか。
2台のパソコンをつなぐケーブルです。
これを使うと、パソコン間でファイルドラッグ&ドロップできます。
近年のリンクケーブルは、マウス操作がパソコン間を往復でき、キーボードを共有できるようになっています。
これにデュアルディスプレイ、マルチモニターを組み合わせると、能率が上がりそうですね。
2013年9月
外務省外交史料館に通っています。
日華平和条約の文書を読み返すなどしております。
2013年8月(その4)
東アジア国際政治史研究会にて、次の本を取り上げさせていただきました。
服部聡『松岡外交――日米開戦をめぐる国内要因と国際関係』(千倉書房、2012年)
吉田真吾『日米同盟の制度化』(名古屋大学出版会、2012年)
中島琢磨『沖縄返還と日米安保体制』(有斐閣、2012年)
森茂樹先生、山本章子様、平良好利先生が書評報告して下さいました。
3人の著者には、討論者として参加していただきました。
後2者については、戦後外交史研究会と共催にさせていただきました。
長く参照され続けるであろう研究書だけに、とても勉強になりました。
2013年8月(その3)
期末試験とレポートの採点、そして追試がようやく終わりました。
中旬には、府中市の多磨霊園に行ってきました。
広大な霊園にはバス通りがあり、バス停は4つもありました。
有田八郎、中島知久平、大平正芳の墓が、同じ区画にあるのですね。
2013年8月(その2)
拙稿「日中対話のパイプをどう取り戻すか」(『中央評論』第284号)が公表されました。
2012年11月、NHKラジオ第1放送「ラジオ深夜便」に出演したときの内容です。
「日中対話のパイプをどう取り戻すか」というのは、NHKラジオが付けて下さった番組名です。
日本では総選挙直前で、中国では習近平の国家主席就任が確実視されていたころです。
番組では、村島章惠ディレクターにお世話になりました。
不十分なところもあるかと存じますが、中央大学の雑誌『中央評論』に掲載させていただきました。
2013年8月
『日本経済新聞』8月3日の「NIKKEI プラス1」1面、「日本史に夢中になれる本」アンケートに協力させていただきました。
2013年7月(その4)
『日本経済新聞』7月28日朝刊4面「永田町インサイド」にコメントが掲載されました。
2013年7月(その3)
大芝亮編『日本の外交 第5巻 対外政策 課題編』(岩波書店、2013年)が刊行されました。
『日本の外交』全6巻のうち第5巻で、バラエティに富んだ内容になっているようです。
第5巻には、拙稿「歴史認識問題――相剋と和解」が含まれています。
編者、編集者をはじめ、諸先生方に大変にお世話になりました。
2013年7月(その2)
高原明生・服部龍二編『日中関係史 1972-2012 Ⅰ 政治』(東京大学出版会、2012年)が第2刷になりました。
同書では、多くの方々に大変にお世話になりました。
ちょうどいま、大学院の授業で読んでいるところです。
大学院生のご指摘にも、学ぶところが多くあります。
2013年7月
7月6日『産経新聞』朝刊6面「ニッポンの分岐点」にコメントが掲載されました。
2013年6月(その2)
6月29日『朝日新聞』夕刊4面「昭和史再訪」にコメントが掲載されました。
2013年6月
6月20日『読売新聞』朝刊4面「語る」にインタビュー記事が掲載されました。
2013年5月
次の2冊が刊行されました。
外務省編『日本外交文書 第二次欧州大戦と日本 第二冊上 大戦の諸相と対南方施策』(六一書房、2013年)
外務省編『日本外交文書 第二次欧州大戦と日本 第二冊下 大戦の諸相と対南方施策』(六一書房、2013年)
そういえば、Foreign Relations of the United States, 1977–1980, Volume XIII, China が公開されたようですね。
こちらにリンクを貼っておきます。
2013年4月(その5)
少し前のことですが、中央大学図書館に次のデータベースを入れてもらいました。
The Chinese Civil War and U.S.-China Relations: Records of the U.S. State Department’s Office of Chinese Affairs, 1945-1955(国共内戦と米中関係 1945-1955)
こちらにリンクを貼っておきます。
国内でアクセス権のある図書館は、いまのところ多くないようです。
Archives Unboundの一部です。
Archives Unboundについては、こちらにリンクを貼っておきます。
PDFで開きます。