Events 近況

2012年12月(その8)

普段なかなか時間がとれないので、冬休みぐらいは集中して原稿や校正を進めなければ……と思うのですが、ギアチェンジできずにいます。

なんとか年賀状は12月25日までに出せました。

アメリカと韓国の大統領選挙、中国共産党大会、そして日本の総選挙と、政局の節目となる年でしたね。

今年刊行した本は、次の通りです。

   高原明生・服部龍二編『日中関係史 1972-2012 Ⅰ 政治』(東京大学出版会、2012年)

   中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)

   中曽根康弘/中島琢磨・服部龍二・昇亜美子・若月秀和・道下徳成・楠綾子・瀬川高央編『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(新潮社、2012年)

   拙著『さかのぼり日本史 昭和 “外交敗戦”の教訓――なぜ、日米開戦は避けられなかったのか』(NHK出版、2012年)

いずれも、多くの方々に支えていただきました。

どうかよいお年をお迎え下さい。

2012年12月(その7)

拙著『広田弘毅──「悲劇の宰相」の実像』(中公新書、2008年)が第6刷になりました。

新しくなった帯には、ある高名な先生の短評が載せられていて、襟を正す思いです。

30代最後の本でしたので、少し懐かしく感じました。

数年前から別の評伝を準備しつつあります。

2012年12月(その6)

12月23日『日本経済新聞』朝刊21面に書評を掲載しました。

早野透『田中角栄』(中公新書、2012年)に対するものです。

こちらにリンクを貼っておきます。

同日の『日本経済新聞』朝刊2面では、大石格編集委員「田中政治は終わったのか」も、早野透『田中角栄』に論及しています。

早野先生には、個人的にも田中角栄についてお聞きしたことがあります。

2012年12月(その5)

リーフレット「日中 これまでの40年、これからの40年」を執筆しました。

東京大学出版会によるブックフェア用です。

簡単な紹介とともに、40数冊を挙げました。

気づくのが遅れましたが、大学生協などで配布されているようです。

2012年12月(その4)

Foreign Relations of the United States, 1969–1976, Volume XXVII, Iran; Iraq, 1973–1976 が公開されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

2012年12月(その3)

『AERA』12月17日号にアンケートが掲載されました。

総選挙に関するものです。

2012年12月(その2)

12月9日『毎日新聞』朝刊で、高原明生・服部龍二編『日中関係史 1972-2012 Ⅰ 政治』(東京大学出版会、2012年)が今年の3冊に選ばれました。

こちらに『毎日新聞』ホームページのリンクを貼っておきます。

2012年12月

貴志俊彦・松重充浩・松村史紀編『二〇世紀満洲歴史事典』(吉川弘文館、2012年)が刊行されました。

総説、付録、索引も完備されていて、とても特色ある事典に仕上がっています。

「日満議定書」「日ソ中立条約」「リットン調査団」を担当いたしました。

2012年11月(その6)

11月27日、NHKラジオでお話ししました。

こちらに番組ホームページのリンクを貼っておきます。

村島章恵アナウンサーにお世話になりました。

日中関係を歴史的に振り返り、今後を考えるような番組でした。

放送が午前1時過ぎからでしたので、聞いて下さった方は多くないかもしれませんが、とてもいい経験になりました。

2012年11月(その5)

11月25日『日本経済新聞』で、高原明生・服部龍二編『日中関係史 1972-2012 Ⅰ 政治』(東京大学出版会、2012年)、服部健治・丸川知雄編『日中関係史 1972-2012 Ⅱ 経済』(東京大学出版会、2012年)、園田茂人編『日中関係史 1972-2012 Ⅲ 社会・文化(東京大学出版会、2012年)が書評されました。

こちらに『日本経済新聞』ホームページのリンクを貼っておきます。

評者は、飯野克彦論説委員です。

この場をお借りして、御礼を申し上げます。

2012年11月(その4)

11月11日『読売新聞』で、高原明生・服部龍二編『日中関係史 1972-2012 Ⅰ 政治』(東京大学出版会、2012年)、服部健治・丸川知雄編『日中関係史 1972-2012 Ⅱ 経済』(東京大学出版会、2012年)、園田茂人編『日中関係史 1972-2012 Ⅲ 社会・文化(東京大学出版会、2012年)が紹介されました。

こちらに『読売新聞』ホームページのリンクを貼っておきます。

こちらに東京大学出版会ホームページのリンクを貼っておきます。

2012年11月(その3)

11月10日『朝日新聞』「be on Saturday」b3面、「サザエさんをさがして 日中国交正常化」にコメントが載りました。

2012年11月(その2)

拙稿「『井戸を掘った人を忘れない』――岡崎嘉平太と周恩来」が、『日経ビジネスオンライン』で公開されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

岡崎嘉平太記念館での講演「岡崎嘉平太と中国」に加筆したものです。

『日経ビジネスオンライン』への掲載では、「『井戸を掘った人を忘れない』――岡崎嘉平太と周恩来」と論題を変更しました。

岡崎嘉平太記念館と『日経ビジネスオンライン』のご好意により、転載を認めていただきました。

この場をお借りして、深く御礼を申し上げます。

2012年11月

岡山の岡崎嘉平太記念館に行って来ました。

在来線の事故により、新幹線に乗り遅れたときは焦りましたが、2年ぶりの訪問となりました。

今回は展示を拝見したうえで、11月3日に「岡崎嘉平太と中国」と題して講演いたしました。

全日空社長だった岡崎は、LT貿易、覚書貿易などを通じて、日中関係に尽力したことでも知られています。

この機会に岡崎の著作を読み返しました。

講演では、近年、外務省外交史料館で公開された文書を部分的に紹介いたしました。

もう1人の講演者、劉智剛元大阪総領事は、岡崎と近しい間柄でした。

記念館のご高配に厚く御礼を申し上げます。

2012年10月(その8)

渡邉昭夫先生が、新潮社の小冊子『波』に「戦後日本外交の生き字引」を寄稿されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

中曽根康弘/中島琢磨・服部龍二・昇亜美子・若月秀和・道下徳成・楠綾子・瀬川高央編『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(新潮社、2012年)を紹介して下さったものです。

この場をお借りして、深く御礼を申し上げます。

2012年10月(その7)

中曽根康弘/中島琢磨・服部龍二・昇亜美子・若月秀和・道下徳成・楠綾子・瀬川高央編『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(新潮社、2012年)が刊行されました。

主に外交、安全保障面から、戦後政治を振り返ってもらいました。

第1回インタビューが2009年3月でしたので、そこから3年半ほどを費やしたことになります。

インタビュイー、インタビュアー、事務所、出版社など、多くの方々にお世話になりました。

心より御礼を申し上げます。

2012年10月(その6)

日本国際政治学会の大会が名古屋で開かれました。

トランスナショナル分科会「戦間期の国際秩序構想――トランスナショナリズムのイメージとその相対化」に参加しました。

4人の先生方が、アメリカ、イギリス、日本、ロシアの対外認識などを報告して下さいました。

その内容は、国際法、ナショナリズム、平和主義、ユーラシア主義、トゥラン主義と多様でした。

事前に勉強会を開催されていたようで、とても練られた報告でした。

フロアーからの議論も活発で、時間に収まらないほどでした。

私は討論者として、勉強させていただきました。

貴重な機会を与えて下さったことに感謝しております。

学会後は、ひつまぶし登録商標のお店に連れて行ってもらいました。

10数年前に来たような気がするのですが、そのお店だったかどうか、結局、思い出せませんでした。

2012年10月(その5)

Foreign Relations of the United States, 1969–1976, Volume XXXVII, Energy Crisis, 1974–1980 が公開されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

2012年10月(その4)

外務省外交史料館にて、宮城大蔵先生の講演をお聞きしました。

論題は、「賠償問題の国際政治」でした。

地域、時間ともに包括的な内容で、とても参考になりました。

質疑応答にも、的確に回答されていました。

2012年10月(その3)

中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)が第2刷になりました。