Events 近況
2012年9月(その9)
『新潟日報』9月23日朝刊23面に、インタビュー記事が掲載されました。
日中国交正常化に関するものです。
2012年9月(その8)
中央大学政策文化総合研究所の研究会で、鈴木仁麗先生、松村史紀先生に報告していただきました。
深く御礼を申し上げます。
2012年9月(その7)
拙稿「外交オーラル・ヒストリー」(『草のみどり』第259号、2012年9月)が公表されました。
『草のみどり』は、中央大学父母連絡会の学内誌です。
中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)などを紹介させていただきました。
かつて幣原喜重郎や広田弘毅について研究したとき、本人や関係者にインタビューできていたらと感じました。
精査を要することはいうまでもないことですが、当事者の声を後世に残していくことは、いまの時代に生きる者の役割なのかもしれませんね。
2012年9月(その6)
拙著『さかのぼり日本史 昭和 “外交敗戦”の教訓――なぜ、日米開戦は避けられなかったのか』(NHK出版、2012年) が刊行されました。
Eテレの番組を敷衍したものです。
放送されなかったところを含めて、大幅に加筆いたしました。
NHK出版の配慮で、写真を多く入れて下さいました。
多くの方が協力して下さったことを実感しております。
関係各位、視聴者の方々に深く御礼を申し上げます。
2012年9月(その5)
拙稿「田中角栄、大平正芳のリーダーシップ 日中国交正常化から何を学ぶか」(『ダイヤモンド・オンライン』2012年9月19日)が、ウェブ上で公開されました。
昨年12月、外務省外交史料館で公開された史料などを用いてみました。
2012年9月(その4)
「満州事変から81年」が、『毎日新聞』2012年9月18日朝刊10、11面に掲載されました。
鹿錫俊先生、高原明生先生との鼎談です。
満州事変から現在に至る日中関係がテーマでした。
両先生のお話が、非常に勉強になりました。
2012年9月(その3)
拙稿「ニュースの本棚 日中国交回復40年」を『朝日新聞』に寄稿しました。
2012年9月16日の朝刊に掲載されています。
何冊かの本を紹介させていただきました。
文化部の方々が、とても丹念にみて下さいました。
こちらにリンクを貼っておきます。
2012年9月(その2)
『新潟日報』2012年9月13日朝刊2面にインタビューが掲載されました。
日中国交正常化に関するものです。
2012年9月
拙稿「日中関係 2つの原点――日中国交正常化と中曽根・胡耀邦関係」(『調査情報』第508号、2012年9・10月号)が公表されました。
こちらに雑誌のリンクを貼っておきます。
2012年8月(その6)
拙稿「日本の分岐点 40年前 日中国交正常化」を『毎日新聞』に寄稿しました。
2012年8月26日の朝刊4面に掲載されています。
「日本の分岐点 40年前 第5回」に寄せたものです。
同じ紙面では、記者による森田一元運輸大臣へのインタビューも掲載されています。
インタビューは大平正芳と田中角栄に関するもので、森田一/服部龍二・昇亜美子・中島琢磨編『心の一燈 回想の大平正芳――その人と外交』(第一法規、2010年)でもお話をお聞きしたことがあります。
2012年8月(その5)
Eテレ「さかのぼり日本史 昭和 “外交敗戦”の教訓 第4回 崩れゆく国際協調」が再放送されました。
スタッフをはじめ、多くの方々に大変にお世話になりました。
関係各位に深く御礼を申し上げます。
『さかのぼり日本史 昭和 “外交敗戦”の教訓――なぜ、日米開戦は避けられなかったのか』(NHK出版、2012年)として、書籍化を進めているところです。
番組では扱えなかったことにも触れていきたいと思います。
2012年8月(その4)
Eテレ「さかのぼり日本史 昭和 “外交敗戦”の教訓 第3回 国際連盟脱退 宣伝外交の敗北」が再放送されました。
2012年8月(その3)
Eテレ「さかのぼり日本史 昭和 “外交敗戦”の教訓 第2回 日中戦争 熱狂の代償」が再放送されました。
2012年8月(その2)
8月6日で前期の試験期間が終わりました。
レポートや採点を終え次第、お待たせしている仕事にとりかかりたいと思います。
2012年8月
外務省外交史料館にて7月31日、外交記録が公開されました。
概要のリンクを貼っておきます。
次の紙面にコメントが掲載されました。
『朝日新聞』8月1日朝刊5面
『産経新聞』8月1日朝刊5面
『東京新聞』8月1日朝刊7面
『日本経済新聞』8月1日朝刊9面
『参攷消息』8月3日13面
メディアが外務省記録に関心を示してくれるのは、ありがたいことですね。
2012年7月(その5)
Eテレ「さかのぼり日本史 昭和 “外交敗戦”の教訓 第1回 挫折した日米交渉」が再放送されました。
2012年7月(その4)
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)が第5刷になりました。
今回の増刷では、中公新書50周年に合わせて、帯のデザインを変えて下さいました。
批評を寄せて下さった方々に深く御礼を申し上げます。
発行部数で、拙著『広田弘毅──「悲劇の宰相」の実像』(中公新書、2008年)に並んだようです。
2012年7月(その3)
5カ月ぶりに新潟を訪れ、日中国民交流友好年記念シンポジウムに出席しました。
「2012 日中国民交流友好年 記念シンポジウム イン 新潟――国交正常化から40年、新たな未来を展望する」というものです。
新潟県、新潟市、新潟中国総領事館などが主催者でした。
こちらにリンクを貼っておきます。
天寿園にも足を運び、日中国交正常化40周年記念写真展の開幕式に参加しました。
新潟県庁をはじめ、多くの方々にお世話になりました。
政治的には明るい話題の多くない日中関係ですが、経済交流や観光客の誘致について、地元の期待は高いようです。
文化、スポーツ、環境、留学生などの交流に努めているそうです。
新潟中国総領事館や中国東北の企業なども、相互交流に熱心なようでした。
新潟では、従来から関係の深かった中国東北に加えて、上海と週4便の空路で結ばれるなど、南方とも交流を行いつつあるのだそうです。
県知事が挨拶で「対岸との交流」と述べるなど、政治が前面に出がちな東京の雰囲気よりも、柔軟な印象を受けました。
かつて田中角栄についてインタビューさせていただいた方々にも、再会することができました。
田中角栄などについて、さらに深められればと思います。
2012年7月(その2)
1年以上前のものですが、公表論文>2011年で、次の論文にリンクを貼っておきました。
拙稿「中曽根・胡耀邦会談記録――1983、84、86年」(『総合政策研究』第19号、2011年3月)161-203頁(PDF)
PDFで開きます。
これは試験運用中のようです。
ほかの紀要は、まだオンラインでは未公開のようです。
同稿では、福武学術文化振興財団からご支援をたまわりました。
同じ財団から支援を得た成果として、次のものがあります。
中江要介/若月秀和・神田豊隆・楠綾子・中島琢磨・昇亜美子・服部龍二編『アジア外交 動と静――元中国大使中江要介オーラルヒストリー』(蒼天社出版、2010年)
中江要介大使は、外務省アジア局長や駐中国大使を歴任された方です。
2012年7月
外務省外交史料館の特別展「サンフランシスコ講和への道」を見学してきました。
外務省内における各種作業、吉田・ダレス会談などの文書が展示されています。
日米安全保障条約の締結に際して、アメリカが用意していながら使われなかった万年筆などもありました。
使われなかったのは、吉田が自分の万年筆を用いたからのようです。
高校生の一行が、熱心に見入っていました。