Events 近況
2012年4月(その2)
外務省の日本外交文書編纂委員会委員になりました。
主な内容は、外務省編『日本外交文書』編纂のお手伝いなどです。
毎週、外務省外交史料館に通うことになります。
『外交史料館報』第25号は、細谷千博先生について追悼特集を組んでいます。
細谷先生は、外交史料館設立前の1970年に編纂委員会を発足させ、自ら委員長を39年間も務められるなど、足跡の大きさに改めて驚かされます。
2012年4月
『週刊東洋経済 臨時増刊 激動ニッポン経済100年』63頁にコメントが掲載されました。日中国交正常化についてです。
2012年3月(その5)
3月25日の『東京新聞』30面「『政地』巡礼」にコメントが掲載されました。広田弘毅に関するものです。
2012年3月(その4)
3月24日の『朝日新聞』「be on Saturday」に写真が掲載されました。
2012年3月(その3)
しばらくアメリカに出張して来ました。
主な訪問先は、国立公文書館(ナショナル・アーカイヴスⅡ、NARA、National Archives & Records Administration)でした。
簡単な利用方法を下記に書いておきました。
論文の執筆> ◆海外調査―アメリカ国立公文書館を訪れる
疲れ気味だったためか、数日間、熱が出てしまいました。
悪いことは重なるようで、スーツケースが紛失してしまい、結局、戻ってきませんでした。
こういうこともあるのですね。
(付記)スーツケースは、その後に見つかりました。
2012年3月(その2)
3月17日の『朝日新聞』「be on Saturday」に短いコメントが掲載されました。
こちらにリンクを貼っておきます。
2012年3月
中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)と対照させながら、録音を聞き直しました。
インタビューは11回、行われました。
お会いしたとき83歳でしたが、よどみなく入省から今日までを振り返り、ときに条文に目を通し、ときにユーモアを交えて語って下さった声が昨日のことのようです。
(付記)その後、ご遺族とともに、編者、編集者でお墓参りに行ってきました。
2012年2月(その4)
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)が、第4刷になりました。
2月中旬には新潟を訪れ、同書にも関連する話をお聞きしました。
2012年2月(その3)
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『日本と中国』2月25日号の「友好訪問」にて、インタビューが掲載されました。
『日本と中国』は日中友好協会の機関紙です。
中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)についても、紹介していただきました。
2012年2月(その2)
三宅正樹・石津朋之・新谷卓・中島浩貴編著『ドイツ史と戦争――「軍事史」と「戦争史」』(彩流社、2011年)につきまして、2月10日の『週刊読書人』に書評を執筆いたしました。
次のところに誤植を生じてしまいました。
誤:藤田順子
正:藤由順子
誤:長谷川 ・
正:長谷川熙(異体字)
この場をお借りして、深くお詫びいたします。
2012年2月
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)が『週刊ポスト』2月17日号に紹介されました。「現場の磁力」という記事です。
2012年1月(その9)
大佛次郎論壇賞の贈呈式が行われました。
朝日賞、朝日スポーツ賞、大佛次郎賞と合同でした。
『朝日新聞』1月28日朝刊に紹介されています。
審査委員の諸先生方、主催者の朝日新聞社、出版元の中央公論新社、史料調査やインタビューでお世話になった方々など、関係各位に深く御礼を申し上げます。
微力ながら、地道に研究を続けられればと思います。
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)刊行後も、田中角栄の元秘書や大平正芳に近しかった方などにお話を聞いております。
中国や台湾における史料状況については、ご参考になるか分かりませんが、論文の執筆→「海外調査―中華人民共和国外交部档案館を訪れる」以下に記しておきました。
2012年1月(その8)
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中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)が刊行されました。
中島大使は、条約局条約課長、在イギリス公使、条約局長、アメリカ局長、在シンガポール大使、外務審議官、在オーストラリア大使、在中国大使などを歴任された外務官僚です。
最高裁判所判事や皇室参与も務められました。
本書では、沖縄返還(条約課長)、日米防衛協力のガイドライン策定(アメリカ局長)、中曽根康弘首相の外交(外務審議官)、天安門事件(在中国大使)などについてお聞きしました。
編者以外にも、多くの方々がインタビューに参加して下さいました。
中島大使は昨年12月、再校の半ばで急逝されました。
はしがきを執筆された数日後でした。
刊行を心待ちにされていただけに、もう少し編者が早く作業を進めていればと思うと、悔恨の念に苛まれます。
慎んで、ご冥福をお祈りいたします。
2012年1月(その7)
東アジア国際政治史研究会で、太田昌克『日米「核密約」の全貌』(筑摩書房、2011年)を取り上げました。
加藤博章氏が書評され、太田氏も討論者として参加して下さいました。
「核密約」の歴史的経緯から現代的提言に至るまで、日米双方の史料とインタビューを駆使した労作です。
2012年1月(その6)
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)が、第3刷になりました。
同書では、田中角栄や大平正芳に随行した秘書官など、多くの方々に大変お世話になりました。
重ねて御礼を申し上げます。
いずれ、別の形で深められればと思います。
星浩氏のコラム「政治考」(『朝日新聞』2012年1月15日)にて、拙著が論及されました。
2012年1月(その5)
栗山尚一/中島琢磨・服部龍二・江藤名保子編『外交証言録 沖縄返還・日中国交正常化・日米「密約」』(岩波書店、2010年)につきまして、東京財団ホームページに書評が掲載されました。
昇亜美子先生によるものです。
こちらにリンクを貼っておきます。
2012年1月(その4)
中央大学の研究会で、楊大慶先生が「帝国の通信政策――日本顧問と日中関係」と題して報告して下さいました。
2012年1月(その3)
ある研究会で、下村太一『田中角栄と自民党政治――列島改造への道』(有志舎、2011年)を取り上げていただきました。
著者をお招きしたうえで、村井哲也先生が書評して下さいました。
2012年1月(その2)
拙稿「日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦」が、『アジア時報』2012年1・2月号に公表されました。
昨年11月、静岡で行った講演の記録です。
講演では、スルガ銀行やアジア調査会の方々にお世話になりました。
重ねて御礼を申し上げます。
2012年1月
新年のお慶びを申し上げます。
今年の冬休みは、レポートの添削などで過ごしました。
中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)の再校も終えました。
本年も、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。