Events 近況
2012年1月(その7)
東アジア国際政治史研究会で、太田昌克『日米「核密約」の全貌』(筑摩書房、2011年)を取り上げました。
加藤博章氏が書評され、太田氏も討論者として参加して下さいました。
「核密約」の歴史的経緯から現代的提言に至るまで、日米双方の史料とインタビューを駆使した労作です。
2012年1月(その6)
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)が、第3刷になりました。
同書では、田中角栄や大平正芳に随行した秘書官など、多くの方々に大変お世話になりました。
重ねて御礼を申し上げます。
いずれ、別の形で深められればと思います。
星浩氏のコラム「政治考」(『朝日新聞』2012年1月15日)にて、拙著が論及されました。
2012年1月(その5)
栗山尚一/中島琢磨・服部龍二・江藤名保子編『外交証言録 沖縄返還・日中国交正常化・日米「密約」』(岩波書店、2010年)につきまして、東京財団ホームページに書評が掲載されました。
昇亜美子先生によるものです。
こちらにリンクを貼っておきます。
2012年1月(その4)
中央大学の研究会で、楊大慶先生が「帝国の通信政策――日本顧問と日中関係」と題して報告して下さいました。
2012年1月(その3)
ある研究会で、下村太一『田中角栄と自民党政治――列島改造への道』(有志舎、2011年)を取り上げていただきました。
著者をお招きしたうえで、村井哲也先生が書評して下さいました。
2012年1月(その2)
拙稿「日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦」が、『アジア時報』2012年1・2月号に公表されました。
昨年11月、静岡で行った講演の記録です。
講演では、スルガ銀行やアジア調査会の方々にお世話になりました。
重ねて御礼を申し上げます。
2012年1月
新年のお慶びを申し上げます。
今年の冬休みは、レポートの添削などで過ごしました。
中島敏次郎/井上正也・中島琢磨・服部龍二編『外交証言録 日米安保・沖縄返還・天安門事件』(岩波書店、2012年)の再校も終えました。
本年も、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
2011年12月(その7)
今年最後の外交記録公開が12月22日、外務省外交史料館で行われました。
主な内容は、沖縄返還、日中国交正常化、日米繊維協議などです。
次のメディアに談話を寄せました。
NHK総合テレビ、12月22日10時、12時、19時のニュース
『読売新聞』地方版、12月22日夕刊
『朝日新聞』12月23日朝刊
『信濃毎日新聞』12月23日朝刊
2011年12月(その6)
拙稿「日中国交正常化の精神とは」が、『朝日新聞』2011年12月22日朝刊に掲載されました。
日中交渉の経緯、政と官、日米関係と台湾、尖閣諸島などを論じました。
2011年12月(その5)
大佛次郎論壇賞を受賞しました。
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)によるものです。
このような賞をいただけると思っていなかっただけに、選考委員の先生方をはじめ、関係各位に深く御礼を申し上げます。
先行研究に多くを負っていることも、いうまでもありません。
『朝日新聞』12月19日朝刊にインタビュー記事と選評が掲載されています。
関連記事のリンクをこちらに貼っておきます。
2011年12月(その4)
『新潟日報』12月18日朝刊にインタビュー記事が掲載されました。
田中角栄と中国について述べたものです。
2011年12月(その3)
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)が増刷に決まりました。
一時的に品切れのところもあるようですが、そろそろ刷り上がります。
第2刷では、173頁と244頁に加筆修正してあります。
2011年12月(その2)
太田昌克『日米「核密約」の全貌』(筑摩書房、2011年)を拝読しました。
核政策や「密約」について、日米双方の史料やインタビューを駆使して歴史的に論じられています。
日本はいつからアメリカの「核の傘」に入ったのか、といった根源的なところから筆を起こされています。
『密約の闇――「核の傘」と日米同盟』(日本評論社、2004年)をさらに発展させた内容のようです。
アメリカ側の意図、忘れられがちな小笠原や奄美などを含め、「密約の連鎖」についても掘り下げています。
2011年12月
第23回アジア・太平洋賞表彰式の模様が、『アジア時報』第472号、70-81頁に掲載されました。
アジア調査会会長の栗山尚一大使をはじめ、皆様のスピーチも載っています。
表彰式はかなり以前から、アジア調査会や協賛の方々が準備して下さいました。
インタビューでお世話になった方々にも再会できました。
いい思い出になりそうです。
2011年11月(その7)
ある新聞社の研究会で、報告しました。
詳細は書けませんが、来年が日中国交正常化40周年のためもあってか、日中関係史についての依頼が多くなっているようです。
一昔前であれば、日米開戦70周年と位置づけられた時期かもしれません。
記者の方々の経験や発想から学ぶことも多く、こちらからジャーナリストにインタビューすることもあります。
2011年11月(その6)
波多野澄雄『国家と歴史』(中公新書、2011年)を拝読いたしました。
戦後日本の歴史問題を通史的にまとめ上げたご労作です。
膨大な文献を踏まえ、諸外国との関係も論じられています。
「和解政策」としては人的交流にとどまらず、史料や文献を共有し、活用できる体制を構築すべき(238、278頁)といった点などにも共感いたしました。
2011年11月(その5)
静岡県三島市の駿河小山講堂で講演しました。
駿河小山講堂は、スルガ銀行の施設です。
講演者は、毎日新聞主筆の岸井成格氏と私でした。
スルガ銀行、アジア調査会の方々に大変お世話になりました。
拙い講演ながら、熱心に聞いて下さったのが印象的でした。
『毎日新聞』のリンクを貼っておきます。
駿河小山講堂を含むスルガ・キャンパス・カレッジについても、関連するホームページのリンクを貼っておきます。
2011年11月(その4)
アジア・太平洋賞特別賞の表彰式が、パレスサイドビルで行われました。
拙著『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)はインタビューによるところが大きいだけに、多く方々が獲らせて下さったものだと思います。
『毎日新聞』11月13日、11月15日に関連記事が掲載されています。
2011年11月(その3)
つくば国際会議場で、日本国際政治学会の大会が開催されました。
部会「1920年代の東アジア国際政治におけるソ連の登場――『革命外交』の虚と実」で、討論を務めました。
麻田雅文先生、青木雅浩先生、シュラトフ・ヤロスラブ先生のご報告は、いずれも非常に実証水準が高く、日本におけるソ連外交史研究、モンゴル現代史研究の到達点を示すものでした。
司会の横手慎二先生、討論の酒井哲哉先生をはじめ、フロアーからの発言も勉強になりました。
2011年11月(その2)
インタビュー記事が、『アジア時報』第471号、26-33頁に掲載されました。