Events 近況
2008年11月
佐道明広・小宮一夫・服部龍二編『人物で読む現代日本外交史──近衛文麿から小泉純一郎まで』(吉川弘文館)が刊行されました。
同書では、大変多くの方にお世話になりましたことに深謝申し上げます。
私の担当は、「プロローグ 戦中から戦後へ」「時代概説 日中戦争から太平洋戦争へ」「コラム 欧米派と革新派」です。
このうち、「時代概説 日中戦争から太平洋戦争へ」後半にある人物のプロフィールは、原則として各執筆者が書いて下さったものです。
2008年10月(その2)
日本国際政治学会がつくば国際会議場で開催され、次の分科会で討論者を務めました。
東アジア国際政治史Ⅰ「戦間期における東アジアを巡る日中米英の対外秩序構想」
日本、中国、アメリカ、イギリス研究の第一人者によるご報告で、大変に勉強になりました。
2008年10月
日本政治学会が関西学院大学で開催され、次の2つの分科会で討論者を務めました。
「昭和の外交官──有田八郎、重光葵、東郷茂徳」、
「戦時日本の国民意識──国策グラフ雑誌『写真週報』を通じて」
後者の主要な成果は、慶應義塾大学出版会からほぼ同名で刊行されています。
2008年9月
9月7日の『朝日新聞』と『読売新聞』に、拙著『広田弘毅』(中公新書)の書評が掲載されました。
関係各位に深謝申し上げます。
また、同書では、多くの方々にご意見や感想を寄せていただきました。
そのすべてにお応えすることは到底できませんが、この場を借りて心より御礼申し上げます。
2008年8月
拙編『王正廷回顧録 Looking Back and Looking Forward』(中央大学出版部、2008年)が刊行されました。
王正廷は、外交部長や駐米大使を歴任した中国の著名な外交官です。
少しでもお役に立つところがあれば幸いです。
なお、次のところに誤植が残ってしまいました。
・13頁9行目
誤:chinese
正:Chinese
2008年7月
7月27日の『毎日新聞』「本と人」にインタビュー記事が掲載されました。
拙著『広田弘毅──「悲劇の宰相」の実像』(中公新書)に関するものです。
2008年6月(その2)
拙著『広田弘毅──「悲劇の宰相」の実像』(中公新書)が刊行されました。
広田は、1930年代に外相や首相を歴任した外交官で、東京裁判で文官唯一の絞首刑となった人物としても知られています。
2008年6月
東アジア近代史学会のシンポジウム「東アジアにけおる日米開戦の視座──政策決定過程の史料分析からの再検討」で司会を務めました。
司会の不手際で最後の討論が不十分となってしまい、申し訳なく思っています。
2008年5月(その2)
拙稿「読書案内:歴史認識問題」(『歴史と地理』第614号、2008年5月)が公表されました。
2008年5月
ゴールデンウィークに中国の青島、威海、済南、曲阜に行ってきました。日中歴史共同研究に参加するためです。あとは東京での会議を残すだけとなったようです。
2008年4月
『張学良関係文書』(雄松堂)のパンフレットに拙文を寄せました。こちらにリンクを貼っておきます。
2008年3月(その4)
拙稿「書評:酒井哲哉著『近代日本の国際秩序論』」(『日本歴史』第719号、2008年4月)が公表されました。
2008年3月(その3)
五百旗頭真編『日米関係史』有斐閣、2008年3月)が刊行されました。
同書のうち、「ワシントン体制 1920年代」の一部、「日本の戦争とアメリカの不承認 1930年代」の一部を担当しています。
2008年3月(その2)
伊藤信哉編著『外交時報総目次・執筆者索引──戦前編』(日本図書センター)のパンフレットに拙文を寄せました。
こちらに同書へのリンクを貼っておきます。
2008年3月
日中歴史共同研究の近現代史分科会が鹿児島で開かれました。
仙巌園という島津家の別邸や、知覧特攻平和会館にも行ってきました。
2008年2月(その2)
拙稿「書評:殷燕軍著『日中講和の研究──戦後日中関係の原点』」(『史学雑誌』第117編第1号、2008年1月)が公表されました。
同書につきましては、東アジア国際政治史研究会でも取り上げました。
2008年2月
拙稿「日本研究における外国史料の活用」(『日本史研究』第544号、2007年12月)が公表されました。
京都で行われた例会の報告要旨です。
2008年1月
日中歴史共同研究のため北京に出張してきました。
こちらに外務省ホームページのリンクを貼っておきます。
6、7月ごろに最終報告を公表するようですので、そろそろ担当のところを仕上げなければなりません。
どのようにまとめるべきか、しばらくは思案することになりそうです。
2007年12月(その2)
「学界展望」(『年報政治学』2007年-Ⅱ)が刊行されました。
ただし、私が直接に担当したのは、ごく一部にすぎません。
2007年12月
拙稿「幣原喜重郎」(伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典 3』吉川弘文館、2007年)288頁が刊行されました。
といっても、辞典項目にすぎないものです。