Events 近況

2006年11月

拙稿「幣原喜重郎について──外務省記録とその周辺」(『外交史料館報』第20号、2006年)が刊行されました。

同稿は、外交史料館で行われた研究会の記録です。

1936年6月に『大日本外交文書』第1巻が日本国際協会より刊行されてから、今年は70周年に当たります。

そのためもあり、外務省記録と外交史研究のあり方というようなテーマで、報告のご依頼があったものです。

あまり抜刷はありませんので、研究会などでお配りしたいと思います。

2006年10月

大磯の旧吉田茂邸にある七賢堂の例祭に行ってきました。

七賢堂とは、岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸孝允、伊藤博文、西園寺公望、そして吉田茂を祀ったものです。

「七賢」のうち、「五賢」のご遺族もいらしていました。

お土産には、吉田の好きだった山田屋のまんじゅうが配られました。

2006年9月(その2)

東アジア国際政治史研究会にて、「満州事変後の日中宣伝外交とアメリカ──『田中上奏文』を中心として」と題して報告しました。

2006年9月

学生さんたちとキャンプに行ってきました。

2006年8月

拙著『幣原喜重郎と二十世紀の日本――外交と民主主義〈仮〉』(有斐閣、2006年刊行予定)を進めています。

2006年7月

拙稿「第1次近衛声明前後の国民政府外交部」(佐藤東洋士・李恩民編『東アジア共同体の可能性──日中関係の再検討』御茶の水書房、2006年7月)が刊行されました。

2006年6月(その2)

「田中上奏文」に関するインタビューが『読売新聞』6月12日夕刊の「夕景時評」に掲載されました。

2006年6月

拙稿「囲繞《田中奏摺》的論争──実際存在説与偽造説之間」(劉傑・三谷博・楊大慶編『超越国境的歴史認識──来自日本学者及海外中国学者的視角』北京:社会科学文献出版社、2006年)が刊行されました。

「『田中上奏文』をめぐる論争──実存説と偽造説の間」(劉傑・三谷博・楊大慶編『国境を越える歴史認識──日中対話の試み』東京大学出版会、2006年)の中国語訳です。

2006年5月(その2)

拙稿「満州事変前の日ソ関係──日本外交史の側から」(『ロシア史研究』第78号、2006年5月)が刊行されました。
昨年10月のシンポジウム記録です。あまり抜刷はありませんので、研究会などでお配りしたいと思います。

2006年5月

拙稿「『田中上奏文』をめぐる論争──実存説と偽造説の間」(劉傑・三谷博・楊大慶編『国境を越える歴史認識──日中対話の試み』東京大学出版会、2006年5月)が刊行されました。
このテーマについては、もう少し深めていきたいと思います。

2006年4月(その2)

京都の日本史研究会にて、「日本研究における外国史料の活用」と題してご報告しました。

2006年4月

中央大学の研究会にて、「村山談話と外務省」と題してご報告しました。

2006年3月(その5)

拙稿「幣原喜重郎講演『外交管見』」(『総合政策研究』第13号、2006年3月)99-112頁が刊行されました。

2006年3月(その4)

拙稿「幣原喜重郎の政策と人脈」(『中央大学論集』第27号、2006年3月)21-57頁が刊行されました。

2006年3月(その3)

早稲田大学で開催されたシンポジウム「国境を越える歴史認識」にて、「『田中上奏文』をめぐる論争──実存説と偽造説の間」を報告しました。

会議の内容については、東京大学出版会から共著として5月ごろに刊行予定です。

2006年3月(その2)

しばらく海外にて史料を調査しました。

2006年3月

外務省外交史料館にて、「幣原喜重郎について──外務省記録とその周辺」と題してお話ししました。

2006年2月

ようやく期末試験の採点を終えました。なかには受講生が400名をゆうに超える科目もあり、骨の折れる作業でした。

2006年1月

年明けに、共著に関する研究合宿などがありました。
そのほか、今年は5年ぶりに学術書の刊行を予定しています。

2005年12月(その2)

猪口孝ほか編『国際政治事典』(弘文堂、2005年)に下記の事典項目が掲載されました。

「9カ国条約」「5カ国条約「山東問題」「幣原外交」「南洋群島委任統治」「パリ平和会議への日本参加」「4カ国条約」「ワシントン会議」「ワシントン体制」