Events 近況
2020年4月
拙著『外交を記録し、公開する――なぜ公文書管理が重要なのか』(東京大学出版会、2020年)が刊行されました。
150年に及ぶ日本外務省文書の制度史的研究です。
比重は現代に置いています。
関係各位に深く御礼を申し上げます。
こちらにAmazonのリンクを貼っておきます。
時節柄、くれぐれも、ご自愛のほどをお祈りいたします。
2020年3月②
「元住友銀行専務取締役 岡部陽二インタビュー――学生時代の高坂正堯」(『総合政策研究』第28号、2020年3月)が刊行されました。
いままであまり知られてこなかった高坂先生の学生時代について、語っていただいたものです。
具体的には、洛北会という私塾、永末英一社会党府議(のち国会議員)との関係、学卒助手に採用された経緯などです。
インタビューに協力して下さいましたことに深く御礼を申し上げます。
いずれ同稿は、中央大学学術レポジトリにPDFで公表されるかと思います。
中央大学学術レポジトリのリンクをこちらに貼っておきます。
2020年3月
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拙著『外交を記録し、公開する――なぜ公文書管理が重要なのか』(東京大学出版会、2020年3月末刊行予定)を仕上げています。
奥付は3月30日ですが、流通は4月になるようです。
2020年2月
「元広島市立大学広島平和研究所所長 浅井基文インタビュー」(土田哲夫・子安加余子編『近現代の中国と世界』中央大学出版部、2020年2月)が刊行されました。
インタビューに応じて下さった浅井先生に深く御礼を申し上げます。
また、協力していただいた若月秀和先生、中島琢磨先生、木村隆和先生、長谷川貴志先生にも御礼を申し上げます。
本来は諸先生方との共編とすべきところなのですが、学内の叢書であることから、拙編とさせていただきました。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
2020年1月
拙稿「追悼 中曽根康弘元首相」が『中央公論』2月号に掲載されました。
本年も、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
2019年12月⑤
拙著『高坂正堯――戦後日本と現実主義』(中公新書、2018年)が電子書籍になりました。
こちらにリンクを貼っております。
一部に加筆修正してあります。
それ以外にも、いまだったら少し違った書き方をしていたかな、というところが2点あります。
1点目は、高坂先生が『古典外交の成熟と崩壊』を1978年に刊行していながら、博士号の取得は1984年と遅れたことです。
これに関して拙著は、個人的な事情が原因ではないかと推測しておりました。
しかしいまは、高坂先生は博士号の取得にこだわていなかったのではないか、と思うようになりました。
当時は現在と異なり、博士号を取得しなければならないという雰囲気が格段に弱かったはずです。
2点目は、私が高坂先生の研究室を訪れたとき、吉田茂との関係や、佐藤栄作内閣以来のブレーンの話を聞いておけばよかったと書いたことです。
ですが、高坂先生はブレーンとしての内実をほとんど口外しなかったようです。
したがって、ゼミ生でもない学部生に聞かれても、おそらくお答えにならなかったと思います。
なお、3月ごろ『総合政策研究』第28号に、高坂先生の学生時代を知る方へのインタビューを掲載予定です。
同稿は、中央大学学術リポジトリに公開されるはずです。
2019年12月④
中曽根康弘元首相に関するコメントが、『週刊新潮』12月12日号、38頁に掲載されました。
2019年12月③
The Japan Times, December 6, 2019, p. 4に拙稿 “Statesman Yasuhiro Nakasone helped shape postwar Japan” が掲載されました。
こちらにリンクを貼っておきます。
オンライン版と紙媒体では、少し異なるところがあるようです。
関係各位に深謝申し上げます。
なお、タイトルは私が付けたものではありません。
2019年12月②
拙稿「評伝・中曽根康弘、戦後日本外交の頂点を極めた」(『日経ビジネスオンライン』2019年12月2日号)1-2頁が公表されました。
こちらにリンクを貼っておきます。
2019年12月
12月1日、NHK報道特番「中曽根康弘元首相と戦後日本」に出演しました。
司会者は伊藤雅之解説副委員長、出演者は藤崎一郎大使、御厨貴先生、私でした。
こちらにリンクを貼っておきます。
2019年11月
『中曽根康弘――「大統領的首相」の軌跡』(中公新書、2015年)が電子書籍になりました。
こちらにリンクを貼っておきます。
一部に加筆修正してあります。
2019年10月
拙著『増補版 大平正芳 理念と外交』(文春学藝ライブラリー、2019年)が刊行されました。
『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)の増補版です。
解説については、御令孫の渡邊満子様が執筆して下さいました。
Kindle版については、こちらを参照していただければ幸いでございます。
関係各位に深謝申し上げます。
なお、『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)は、以下のように中国語訳されています。
服部龍二/沈丁心・騰越訳/郭連友校『大平正芳的外交与理念』(北京:中央編譯出版社、2017年)
いつの間にか、Kindle Unlimitedで\0.00になっていることに気づいてしまいました。
2019年8月
『日本歴史』8月号に拙著『高坂正堯――戦後日本と現実主義』(中公新書、2018年)の短評が掲載されました。
歴史系の学会誌に取り上げていただけるとは、思っておりませんでした。
関係各位に深謝申し上げます。
2019年7月
前期の授業が終わりました。
これから期末試験の採点やレポートの添削を行います。
また、Ryuji Hattori, translated by Tara Cannon, Understanding History in Asia: What Diplomatic Documents Reveal (Tokyo: Japan Publish Industry Foundation for Culture, 2019) につきまして、Japan Libraryの方々が海外に発送して下さいました。
同書は、Kindleでも読めるようになりました。
こちらにリンクを貼っておきます。
関係各位に深謝申し上げます。
2019年6月②
拙稿「30年ルールの起源と外交記録公開」(『外交史料館報』第32号、2019年3月)が、外務省ホームページに掲載されました。
こちらにリンクを貼っておきます。PDFで開きます。
2019年6月
拙稿「岡崎嘉平太と中国」(『中央大学論集』第40号、2019年2月)が、中央大学学術リポジトリに掲載されました。
こちらにリンクを貼っておきます。
2019年5月
戸部良一先生「時評 恩師の評伝 服部龍二『高坂正堯』を読む」(『アステイオン』第90号、2019年5月)を拝読いたしました。
「『御用学者』という批判は、『タレント教授』という中傷と同じく、歯牙にもかけなかっただろう」といった御指摘や、学長就任予定だった静岡文化芸術大学に関する「お年寄りがいつでも出入りできて、若い人と交流できるようにするんや」という高坂先生の言葉が印象的でした。
同号の特集や連載なども、拝読させていただきました。
2019年4月②
拙稿「30年ルールの起源と外交記録公開」(『外交史料館報』第32号、2019年3月)が公表されました。
いずれ外務省のホームページに掲載されると思います。
こちらにリンクを貼っておきます。
このテーマについては、将来的にまとめられればと考えております。
また、同稿の公表をもちまして、日本外交文書編纂委員会委員を退きました。
2012年から7年間、外交史料館では大変にお世話になりました。
編纂室、編纂委員会をはじめ、関係各位に深く御礼を申し上げます。
あまりお役に立てず、忸怩たる思いです。
2019年4月
新学期が始まりました。
今日は、教員紹介など新入生との交流会がありました。
また、しばらく大学を離れていたため気づくのが遅れましたが、年度末に学外の方々から、何冊か御著書を贈っていただきました。
誠にありがとうございます。
本来であれば、拝読のうえ返礼すべきところなのですが、それが難しくなっており、申し訳ありません。