Events 近況

2018年10月

2年ほど前のことですが、拙著『田中角栄──昭和の光と闇』(講談社現代新書、2016年)を刊行したとき、84頁で写真のトリミングとキャプションにミスを出してしまいました。

写真の出典は、毎日フォトバンクです。 

毎日フォトバンクを「自民党副総裁並びに党三役」で検索すると、ヒットします。

増刷されれば修正するつもりでしたが、まだ増刷されていないため、修正できておりません。

また、拙著『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)が品切れとなっていたことに気づきました。

同書では中国語訳を含めて、大変にお世話になりました。

2018年9月

『高坂正堯――戦後日本と現実主義』(中公新書、2018年)を仕上げています。
10月刊行予定です。

2018年8月③

読書はKindle本という方も多くなっているかと思います。

Kindle本は便利な半面で、論文や本を書くときには、引用しにくいところがありますね。

ほとんどのKindle本はリフロー型で、フィックス型ではありません。

Kindle本で読んでも、引用ではページを確定するために紙媒体でチェックし、二度手間になることがあります。

このため、引用箇所が紙媒体で何ページなのか、不明になりがちです。

この点が、近年では改良されています。

Kindle本が紙媒体のページ番号表示に対応しているかは、Kindleストアで本を検索し、

(1)「紙の本の長さ」に「印刷版(ISBN …)に基づく実際のページ番号が含まれています」と示されるか

または

(2)「登録情報」に「ページ番号ソースISBN」があるかで確認できます。

洋書のほうが、対応は進んでいるようです。

例えば、ネオクラシカル・リアリズムの命名者、『フォーリン・アフェアーズ』編集長として知られるギデオン・ローズのHow Wars End: Why We Always Fight the Last Battleや、昨年、和訳されて話題となったクリストファー・クラークのThe Sleepwalkers: How Europe Went to War in 1914が、ページ番号表示に対応しています。

しかし、実際に引用するとなれば、ミスを防ぐため、紙媒体で確認する作業が必要になるかと思います。

Kindle本が紙媒体と同じフィックス型、PDFだとありがたいのですが、ほとんどはリフロー型のようです。

2018年8月②

「大平正芳関係文書」を中央大学図書館のデータベースに加えていただきました。

こちらにリンクを貼っておきます。

楠田實資料と合わせて検索できます。

2018年8月

オープンキャンパスで、2回ほど学部ガイダンスを担当いたしました。

暑いなかを参加していただき、誠にありがとうございました。

2018年7月

授業が終わり、期末試験となりました。

期末試験のほか、レポートをチェックします。

2018年6月②

「この3冊 シベリア出兵」が、6月24日の『毎日新聞』9面に掲載されました。

有料記事ですが、こちらにリンクを貼っておきます。

取り上げさせていただいたのは、次の3冊です。

    細谷千博『シベリア出兵の史的研究』(岩波現代文庫、2005年)

    高原秀介『ウィルソン外交と日本──理想と現実の間 1913-1921』(創文社、2006年)

    麻田雅文『シベリア出兵──近代日本の忘れられた七年戦争』(中公新書、2016年)

2018年6月

『外交史料館報』第31号が、外務省外交史料館のホームページにアップロードされました。

こちらにリンクを貼っておきます。

2018年5月③

インタビュー記事が掲載されました。

中曽根康弘100歳に関するものです。

   「官邸主導の起点に」(『上毛新聞』2018年5月27日朝刊12面)

   「官邸主導の起点」(『福井新聞』2018年5月27日朝刊19面)

 共同通信の配信ですので、内容はほぼ同じです。

2018年5月②

拙稿「100歳を迎えた中曽根康弘・元首相」(『WEBRONZA』2018年5月27日)が公表されました。

こちらにリンクを貼っておきます。

2018年5月

『河北新報』5月3日朝刊24面にコメントを寄せました。

衆議院議長時代の幣原喜重郎の史料に関するものです。

こちらにリンクを貼っておきます。

コメントの内容は、拙著『増補版 幣原喜重郎──外交と民主主義』(吉田書店、2017年)と部分的に重複しています。

2018年4月

外務省外交史料館から、『外交史料館報』第31号(2018年3月)が刊行されました。

いずれ同館のホームページで公開されると思います。

こちらにリンクを貼っておきます。

2018年3月

外務省外交史料館から、次の『日本外交文書』が発行されました。

外務省編『日本外交文書 占領期 第3巻(邦人の引揚げ問題)』(外務省、2018年2月)

これで占領期については、一段落ついたようです。

2018年2月②

日本国際政治学会編『日本国際政治学 第4巻 歴史中的国際政治』(北京:北京大学出版会、2017年)が昨年11月に刊行されていたことを知らせていただきました。

これは、日本国際政治学会編『日本の国際政治学』全4巻(有斐閣、2009年)の中国語訳です。

日本国際政治学会編『日本国際政治学 第4巻 歴史中的国際政治』(北京:北京大学出版会、2017年)には、拙稿「両次世界大戦期間的東亜国際政治史」が所収となっています。

2018年2月

以下の各紙で、拙著『佐藤栄作―─最長不倒政権への道』(朝日新聞出版、2017年)を書評していただきました。

『沖縄タイムス』1月20日
『信濃毎日』1月21日
『新潟日報』1月21日
『日本経済新聞』2月3日
『週刊文春』2月8日号

深く御礼を申し上げます。

2018年1月

本年も、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

なお、数年前から、年賀状やメールを出さないことにさせていただいております。

ご寛恕を乞う次第です。

2017年12月

拙著『佐藤栄作―─最長不倒政権への道』(朝日新聞出版、2017年)が刊行されました。

朝日新聞出版のリンクをこちらに貼っておきます。

同書では、多くの方々にお世話になりました。

今後とも、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

2017年11月

拙著『大平正芳 理念と外交』(岩波書店、2014年)が中国語に翻訳されました。

服部龍二/沈丁心・騰越訳/郭連友校『大平正芳的外交与理念』(北京:中央編譯出版社、2017年)

関係各位に深謝申し上げます。

中央大学総合政策学部図書室に寄贈しておきました。

2017年10月

拙著『日中国交正常化──田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書、2011年)が韓国語に翻訳されました。

服部龍二/ソスンウォン・ファンスヨン訳『中国と日本の握手──1972年国交正常化の真実』(ソウル:Youkrak、2017年

関係各位に深謝申し上げます。

中央大学総合政策学部図書室に寄贈しておきました。

2017年8月

前期の採点、レポートのチェックを終えました。

また、アジア歴史資料センターでは、外務省外交史料館が所蔵する「戦後外交記録」の公開が始まりました。

こちらに新規公開のリンクを貼っておきます。